まったりと物を捨てることを考える(19) update ver.
2016年2月1日
そう言えば、芸能人の独立騒動のさなかに、そのグループ名の由来のようなものが紛れ込んできまして、あれは事務所の主催者がこれこれこういう意味で付けたのだよと書いてあったりしまして、何となく妙な節回しでありました。SMAPというのは、ひょっとしてSPAMをもじったのかと感じるんでありますが、そうではなかったということなんでありましょうか。別に深い意図を隠して書いているブログではありませんけれども、こう書いて気を悪くする人がいると困るなあと思ったりします。
これとはまた別の話題でありますが、結婚したんだけれどもすぐに不貞を働くという話は結構耳にすることでありまして、もめにもめたようです。そうした話題を聞いて腹が立つ一般人というのは、寝取られた経験を持つ人なのかと思ったりいたします。しかしながら、奥さんが糟糠の妻の場合、夫が有名人になって有名人の女性と浮名を流したというならば、それはまあ枕営業の一つと割り切るはずでありまして、それが騒ぎになってしまうのは、不心得者がどこかにいるのでありましょう。
芸能人というのは、本人たちの関係だけで事が済みませんので、もしからしたら、これこそが営業活動の一環で、騒動をわざと起こしてみたかったのかもしれません。いろんなことを感じさせるんでありますが、あれこれ録音したり証拠を作ったりしまして、週刊誌に売るという商売もあるようです。
アカツメクサ。ムラサキツメクサとも言うらしい。
Wikipedia日本版を見ていましたら、シロツメクサの項目はあっさりとしておりまして、それに対してムラサキツメクサの項目にはあれこれ面白い情報が書いてあったのであります。知っていること、馴染みのこと、既知の事柄というのは辞書を引こうと思うことがありません。シロツメクサとかアカツメクサとか、あるいは四つ葉のクローバーなんてことは、言葉を発するよりも先になじんだことですから、それをいちいち辞書などで確かめる必要がありません。しかしながら、そうしたことを辞書で引いてみると驚く時があるわけです。
さて、Wikipedia日本版では心もとないので、手元にある『世界薬用植物百科事典』というものを引いて見ますと、ここにはシロツメクサの項目はなくて、「ムラサキツメクサ/アカツメクサ」という項目が立てられております。それを見ると、この植物はフラボノイドを含んでいて、発情促進作用があると指摘しております。さらに、乳癌治療に利用されてきたということがでておりまして、更年期障害を軽減するというのでありますから、こりゃあもう奥様に飲ませて進ぜるのが一番でありますね。ささ、今宵もアカツメクサのせんじ薬はいかがでしょうか、などとうかがうのでありましょうか。
もっぱら牛の飼料でありまして、せいぜい花の首飾りを作るものでしたが、そんな効能があるとは思いませんでした。まさか、乳牛の好んで食べるものだからそういう効能があるかもしれない、という程度の連想でないことを祈りたいと思います。
2016年2月2日
まもなく立春であります。「暦の上では春です」なんてことを言いますけれども、その言葉はちょっと再検討したほうがいいかもしれない、などという余計なことを、以前考えてみました。常識としては、立春から春でありまして、その結果どこにも春めいたものがないというジレンマに陥ったりするのであります。立夏も、立秋も、そして立冬も、それぞれの季節の初めと言うには無理がありまして、だからこそ「暦の上では~ですが」という言い回しが成立したわけであります。
田中新一さんという研究者の方が昔書いた『平安朝文学に見る二元的四季観』という本を見たら、二十四節気というのは、奈良から平安初期にかけて貴族の中で話題になっただけで、実はやがて顧みられなくなったというような話が出ておりまして、要するに実感に即さないものですから、概念として理解はできても、廃れてしまったというあたりが本当のことのようです。
「啓蟄」(けいちつ)などと言うと非常にカッコいいわけですけれども、二十四節気の言葉で含蓄があるのは、実はこの「啓蟄」ぐらいでありまして、真冬に出て来る「小寒」とか「大寒」を見ればわかるように、本当に下らない言葉で節気を表現しているにすぎないのであります。近ごろで言えば「イノベーション」と同じでありまして、初めて聞けばそれなりに「なんだなんだ」「重要なことなのか」というようなインパクトはありますが、そこそこ普及したらもう耳目を引かない言葉でありましょう。「すこしばかり寒い」と「えらく寒い」と言っているだけなんですね。
リラの花。ライラックとも申します。
太田裕美さんのシングル2曲目のB面に『リラの花咲く頃』という歌がありまして、先ほど聞いてしまいました。この方のデビューから4曲目までというのは、非常に独特の歌唱をしているのでありまして、高音の出し方が普通ではないのでありまして、例の『木綿のハンカチーフ』で爆発的に売れてからの方が尋常な歌唱法なのであります。
太田裕美さんは1955年生まれでありまして、実は麻丘めぐみさんなんかと生年が一緒のはずですが、学年は多分太田裕美さんの方が上なのであります。そう聞いて耳を疑う人が多いはずで、デビュー時期が遅かったのと舌っ足らずな歌唱法で太田裕美さんをものすごく若いと感じている人がいるはずなのです。19歳くらいでデビューしているので、最初から大人の恋の歌を歌っていたんですが、そう思っていない人がいっぱいいることでしょう。
だから、太田裕美さんの初期の歌というのは初恋の純情ではなくて、結婚適齢期の女性の切ない思いを託したものばかりでありまして、恋の相手は学生さんではないケースの方が多いはずなのです。例の『木綿のハンカチーフ』も、主人公を振りそうな男を大学生だと思っている人が多いのでありますけれども、あの男は有職の青年でありまして、「帰れない」のは仕事が忙しいからなのですが、いかがでございましょうか。昔聞いた歌謡曲というのは、1番ばかりが流れましたので、うっかり誤解していることが多いのでありますが、全部聞いてみると設定されている状況が随分違うということがあります。
キャンディーズとピンクレディーの活躍時期はほぼ一緒。ほんとに。この二つのグループが別々の空間・時間に存在していたような気がしてしまうのは私だけでしょうか。しかしながら、記憶をたどると、人気があったのはほぼ同じ時期なのであります。


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